春の畑では、野菜たちの成長が一段と進んできました。
今回は、カボチャ、じゃがいも、葉大根、いんげん豆、にんじん、ほうれん草、オクラ・トマト・きゅうり、玉ねぎ、大根など、現在の畑の様子をまとめてお伝えします。
畑では、順調に育っているものもあれば、害虫対策や水管理など、日々の対応が必要なものもあります。
その一つひとつが、園芸活動の大切な経験になっています。
カボチャは成長中、ウリハムシ対策が課題です

カボチャは、5月中旬に入り、少しずつ大きくなってきました。
一方で、思っていた以上にウリハムシによる被害が見られています。
葉を食べられてしまうため、現在は見つけ次第、取り除く対応を行っています。
ただ、ウリハムシは近づくとすぐに逃げてしまうため、毎回すべてを取り除くのはなかなか難しい状況です。
今後は、キラキラしたものを設置するなど、虫が寄り付きにくくなる工夫も検討しています。
カボチャは、これからさらに葉を広げ、つるを伸ばしていく作物です。
今後も様子を見ながら、管理を続けていきます。
じゃがいもに追肥を行いました

じゃがいもは、5月12日に追肥を行いました。
追肥をすると、一時的に葉や茎がめくれ上がったように見えることがあります。
見た目は少し心配になりますが、これまでの様子からすると、しばらくすると持ち直してくれるのではないかと考えています。
じゃがいもは、地上部の成長だけでなく、土の中で芋を太らせていく時期に入っていきます。
今回の追肥が、収量アップにつながってくれることを期待しています。
葉大根は料理プログラムで活躍しました

今回、特に嬉しかったのが葉大根です。
葉大根は、料理プログラムで使用することを目的に育てていました。
無事に間に合い、実際の料理活動で活用することが出来ました。
評判も良く、数も十分にあったため、持ち帰りにもつながりました。
「育てる」だけで終わらず、「使う」「食べる」までつながったことは、とても良い流れだったと感じています。
畑で育てたものが、実際の活動に役立つ。
これは、園芸活動の大きな魅力の一つです。
いんげん豆には支柱とネットを設置しました

いんげん豆には、支柱とネットを設置しました。
ただ、現在の様子を見ると、つるありではなく、つるなしの可能性もあります。
もし、つるなしであれば、支柱やネットは別の場所に移した方が有効かもしれません。
今後は、きゅうりやトマトのゾーンへ、支柱やネットを移設することも検討しています。
畑では、準備したものがそのまま予定通りに使えるとは限りません。
作物の様子を見ながら、配置や使い方を調整していくことも大切です。
にんじんも順調に大きくなっています

発芽や初期管理が難しいにんじんですが、現在は順調に大きくなっています。
にんじんは、初期の成長がゆっくりで、雑草にも負けやすい作物です。
そのため、ここまで育ってきたとは、ひとまず安心できる状況です。
引き続き、雑草や水分の状態を見ながら、管理していきます。
ほうれん草のあとに、もう一度ほうれん草

ほうれん草を収穫した後の場所では、再びほうれん草を育てる計画を進めています。
現在のところ、こちらも順調です。
同じ場所で、どれくらい回転させることができるのか。
ここは、今後の検証ポイントになりそうです。
うまくいけば、限られた畑の面積を有効に使う方法として、今後にもつながっていきます。
オクラ、トマト、きゅうりも順調です

オクラ、トマト、きゅうりも順調に育っています。
特にトマトは少し心配していましたが、無事に動き始めてくれて安心しました。
一方で、土日の水やりができなかった影響もあり、トマトの一つが枯れかけていて驚く場面もありました。
これから暑くなる時期は、水管理がますます重要になります。
野菜は、少しの環境変化でも状態が大きく変わります。
日々の観察を続けながら、対応していきます。
玉ねぎは、改めて試食へ

4月には、まだネギのような状態だった玉ねぎを、メンバーさんに試食していただきました。
その時には「玉ねぎでもなく、ネギでもない味」という、とても分かりやすい食レポをいただきました。
その玉ねぎも、現在は順調に太ってきています。
先日、玉ねぎとして改めて持ち帰っていただき、再度、試食をお願いしています。
同じ作物でも、成長段階によって味や食感が変わります。
その変化を実際に感じられることも、畑ならではの面白さです。
大根もお楽しみ会で活躍しました

大根についても、うれしい動きがありました。
今回は、大きくなるまであえて間引かずに育てていたものを、5月8日に20本前後収穫しました。
大きいものでは直径8㎝程になっており、想像以上にしっかりと育っていました。
収穫した大根は、ほうれん草とともに、5月9日のデイケアお楽しみ会へ提供しました。
参加者は20数名とのことでしたが、量としても十分あり、評判も上々だったようです。
これまで、「間引かずにどこまで育つのか」という形で様子を見てきましたが、結果として、活動に使えるだけの収穫につながりました。
もちろん、今後も、同じ方法が良いかは検証が必要ですが、今回の結果は一つの良い経験になりました。
まとめ
今回の畑では、作物ごとに様々な動きがありました。
カボチャは害虫対策が課題となり、じゃがいもは追肥の時期を迎えました。
葉大根と大根は、料理プログラム、お楽しみ会でそれぞれ活躍し、にんじんやほうれん草、トマト、きゅうり、オクラも成長を続けています。
畑は、予定通りにいくことばかりではありません。
虫が来たり、水が足りなかったり、支柱の使い方を見直したりと、その時々で対応が必要になります。
それでも、育てた野菜が、料理や活動につながり、持ち帰りにもつながったことは、大きな成果でした。
今後も、季節の変化を感じながら、畑の様子をお伝えしてまいります。
